「ボーダーコリー」子犬のしつけは大変?
賢く従順な犬種でとても活動的であるのが特徴のボーダーコリーには、主従関係をしっかりと理解させることや、トレーニングなどを取り入れたしつけを行うことが大切です。
①主従関係をしっかり保つ
■犬の要求には簡単に応じない
おやつや散歩などは、愛犬が催促したタイミングではなく、飼い主が主導します。
ただし、散歩の時間を決めてしまうと催促するようになるので注意しましょう。
■飼い主が先に行動する
散歩の際は、飼い主が犬よりも先に歩くようにします。
また、家に入る時も飼い主が先に入り、犬を誘導します。
■人に勝たせる
例えば、犬が子供(人)とおもちゃを取り合うような場合には、最後におもちゃを犬に渡してはいけません。必ず人に勝たせるようにします。
②しつけコマンドを決める
犬にしつけのコマンドを理解させることは、コミュニケーションの側面だけでなく、様々な危険から愛犬を守ることや、犬が勝手な行動をして他人を傷つけてしまうなどの事故を防止するためにも役立ちます。
ただし、1コマンドにいくつもバリエーションがあると犬も困惑してしまうので「待て」「おいで」など、1コマンド1単語として、しつけの単語を家族で統一するようにしましょう。
③適切な運動を心がける
子犬にとって、初めて行く場所はとても怖いものです。
いきなり歩かせることはせず、最初は抱っこで公園などを歩き慣れさせます。
怖がったりせず、歩きたい様子が見えたらそっと下ろして散歩をさせます。
目安は1日朝夕2回、30分~1時間。おだやかな子であれば1日1回でも大丈夫な場合もあります。
ボーダーコリーは非常に活動的な犬種ですので、運動不足になるとストレスから様々な問題行動を引き起こすことがあります。
雨などで外にでられないときもボールやおもちゃなどで遊ばせるようにしましょう。
④他の犬や人との交流の機会を持つ
ボーダーコリーは社交的な犬種でもあります。
社会性を身に着けるトレーニングとして、他の犬との接触や家族以外の人間との触れ合いはとても重要です。
吠え癖や噛み癖などの攻撃的な行動は、この社会化不足が原因だといわれています。
ワクチン接種が終わったらドッグランや、公園などへのお出かけも積極的に行うようにしましょう。
⑤指示を与える
とても従順で、全犬種でNo,1の賢さをもっているとも言われるボーダーコリーは、トレーニングを好みます。
散歩だけでなく、頭を使う運動や遊びを工夫して作業意欲を満たしてあげましょう。
犬は人間の言葉を覚えるといわれますが、中でもボーダーコリーは、300種類の言葉を覚えることが出来るとも言われています。
是非たくさん話しかけて、トレーニングを通して愛犬とのコミュニケーションを深めてみてください。
まとめ
子犬のしつけは大変ですがとても重要です。失敗することもありますが上記のことを根気強く続けましょう!
ボーダーコリーの購入を検討されている方は、東京のブリーダー「GIARDINO SIRENA」にご相談下さい。購入後のしつけ相談も行っています。