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生後何か月で成犬になる? 子犬の成長過程の特徴について

2023/10/01
子犬の画像

犬の成長スピードは、一般的に小型犬の方が大型犬よりも早く、小型犬では約1年ほどで成犬の体重に達するとされます。

大型犬は骨格や体の大きさが他の犬種よりも大きいため、小型犬よりも成長に時間がかかり、セントバーナードなどの超大型犬になると2年以上かかることもあります。

また、その成長過程においては、食事や睡眠を正しくサポートすることも大切です。

今回は人気の犬種から、それぞれ成犬体重に達する時期と、フードの切り替え時期、子犬・成犬の睡眠時間、さらに成長時期に気をつけるポイントをご紹介していきます。

 

【成犬体重に達する時期】

※個体差や健康状態によって異なりますので一般的な目安として参考にしてください

 

小型犬

●トイプードル

到来時期:1歳~1歳半

平均体重:2~4kg

 

●チワワ

到来時期:9ヶ月~1歳半

平均体重:1~3kg

 

●ヨークシャー・テリア

到来時期:1歳~1歳半

平均体重:2〜3kg

 

中型犬

●ボーダーコリー

到来時期:1歳~1歳半

平均体重:14~22kg

 

●ミニチュアシュナウザー

到来時期:1歳~1歳半

平均体重:4~8kg

 

●柴犬

到来時期:1歳~1歳半

平均体重:18~25kg

 

大型犬

●ラブラドールレトリバー

到来時期:1歳半~2歳

平均体重:25~36kg

 

●シベリアンハスキー

到来時期:1歳半~2歳

平均体重:15.5~28kg

 

【フードの切り替え時期】

・生後8週間から12週間

一般的に、子犬は乳歯が生えてくる生後3週間頃を目安に母犬のミルクから離乳します。

生後2か月くらいの歯が生え揃う前に固形の子犬フードに切り替えることが推奨されます。この段階では、高品質の子犬用フードを選び、栄養を充分に摂取できるようにします。

 

!過渡期や個体差に注意

フードの切り替え時には、いきなり新しいフードに切り替えるのではなく、新しいフードに古いフードを混ぜながら徐々に切り替えていくようにしましょう。また、すべての子犬が同じペースで成長するわけではないため、子犬の体調や成長に合った適切なタイミングで切り替えるようにしてください。
 

【睡眠時間の変化について】

●子犬期(生後8週間から約6か月)

子犬は通常、多くの時間を睡眠に費やします。一日に約16〜20時間の睡眠が必要です。

 

●中間期(約6か月から1年)

子犬が成犬に成長するにつれ、睡眠時間が徐々に減少していきます。一日に約14〜16時間の睡眠が一般的です。

 

●成犬期(約1年以降)

成犬になると、一日に約12〜14時間の睡眠が一般的です。

通常、夜泣きなどもなくなるため連続した睡眠時間が増えていきます。

 

いかがでしたでしょうか。

平均して1歳までが体格的にも精神的にも最も変化します。特に3か月から6か月はあたりは驚くスピードで急成長していきます。

大切な愛犬の成長過程を見逃してしまわないように、愛犬との日々の暮らしを楽しんでくださいね。