子犬がフードを食べない。どうしたらいい?
子犬がフードを食べない。どうしたらいい?
子犬は、生後1年で成犬となるため、成犬の約2倍の栄養分が必要とされ、
子犬用のドッグフードは、一般のドッグフードより栄養価が高くなっています。
子犬期に栄養不足になると、しっかりとした骨格、筋肉の形成が行えなくなるため、適切にドックフードを与えることが大切です。
しかし、さまざまな理由で子犬がご飯を食べずに悩んでいる方は少なくないでしょう。
今回は子犬がご飯を食べない理由を対策を交えて6つご紹介します。
①ストレスまたは不安
新しい環境に適応する際、子犬はストレスや不安を感じることがあり、食事を拒否することがあります。
環境に慣れるまではお迎えまでに食べていたフードを与え、子犬に安心感を与えることが大切です。
子犬が新しいフードに慣れるのには時間がかかることがあります。急いで変えず、少しずつ慣れさせましょう。
フードの回数は生後2ヶ月頃までは1日4~5回、生後3ヶ月から5ヶ月頃は1日3回、6ヶ月以降は1日2回を目安に。
1回の食べる量が少ない場合は回数を増やすなど試してみてください。
②適切なフードを与えているか確認
フードには子犬用、成犬用など年齢に応じたフードがあります。
成長段階に応じて必要な栄養やカロリーなど変わってくるため、子犬には子犬用フードを選んであげましょう。
小型・中型犬の場合は成犬の体重になる1歳くらいまで。大型犬の場合は18ヶ月まで子犬用フードを与えます。
食いつきが悪いときは粉ミルクをフードに混ぜてあげたり、フードを一粒ずつ食べせてみてください。
③誤飲誤食によるもの
子犬は好奇心旺盛で何でも口にしてしまいます。
残念ながら子犬に食べてはいけないものを教えることは困難です。飼主が目を見張り予防するしかありません。
誤飲誤食の可能性に気付いたら早急に動物病院に連れて行きましょう。
④食事環境
子犬の食事を提供する場所や食器が清潔でない場合、食欲不振の原因になることがあります。清潔な環境を保つように心がけましょう。
また、気温、環境音にも気を付ける必要があります。子犬の頃はテレビの音などにも注意しましょう。
⑤適切なスケジュール
子犬には定期的な食事スケジュールが必要です。食事の時間を設定し、子犬を規則的に養育しましょう。
できるだけ同じ時間にフードを与えることが大切ですが、飼主のライフスタイルと合わせ無理のないようスケジュールを組んであげます。
⑥おやつを控える
子犬に適切なフードを提供する前に、おやつを与えないように注意してください。おやつをたくさん与えると、本当の食事を拒否することがあります。
もしフードを食べなかったときはいつまでもそのままにしないように気をつけましょう。フードが長時間空気に触れ腐敗が進んでいる場合があります。
まとめ
体づくりの基礎となり、愛犬との暮らしに欠かすことのできないドックフード。
愛犬をじっくり観察し、ストレスなくフードからしっかり栄養がとれるように工夫をしてみてください。